最近、秋田県内で、スポーツイベント関連の新しい取り組みが動いているようで、密かにいろいろ期待してましたが…どうも、どちらも難儀してるようで、今期の開催はなさそうな雰囲気。
余所の取り組みなので、どうこう言うものでもないんですが、ちょっと期待してたこともあって残念です。

詳しく内情を知ってるわけではないですが、伝え聞くところによれば、行政がらみのハードルがクリア出来ずに開催に難儀しているとのこと。
こういうのを聞くと、なんだろうなぁ…と思ってしまいます。

行政は非協力的なのが当たり前


基本的にスポーツイベントをするのに行政の許可なんか必要ないです。
道路を占有したりするなら別ですが、そこは工夫次第でなんとでもなること。

たいていの場合、行政は新しく行われる取り組みに巻き込まれることに関しては否定的になるのが当たり前です。
仕事増えますからね。
何かあった場合に、妙な責任問題になる場合もありますし。
それを諸手をあげて賛成するなんて、そもそもあり得ない話です。

内容に反対するわけじゃ無いけど、仕事増やされるのは勘弁してほしい、と。
開催するのであれば、行政に関与しないような方法で進めてもらえれば助かる、というのが本音なんだと思います。

開催するのなら、少しでも早く開催すべき


正直、秋田や男鹿といった衰退著しく、消滅という単語がちらつき始めた地域において、新しいスポーツイベントをするのなら、少しでも早く実施するべき。
行政のハードルが云々、資金の問題が云々という課題は多々あれど、とにかく一刻も早く開催することが一番重要です。

開催できない理由を余所に求めるより、手元にあるリソースで開催できる形式を整えて、まずはそこからスタートするべきだと思います。
とにかく開催してみることで、いろいろ得られるモノがたくさんあります。

それを元にして、次の形式に発展させていくこともできますし、何より開催した実績は、行政と交渉する場合のカードとして使えます。
安全に、滞りなく運営できたことを実際に示すことは、どんな資料を揃えて、口頭でプレゼンする以上に説得力がありますから。

高いハードルを設定することに意味はない


高いハードルを設定して、それをクリアすれば大きな達成感を味わえるんでしょうが、クリアできなかったり、クリアするのに時間を要した場合は、その間、世の中に何も出せないことになります。
それじゃぁ、何の意味もありません。

開催に関して、必要な人に協力をお願いをしたり、資金を調達したり、開催の仕組みに新しい要素を取り込んだりといったコトは内部のハードルです。
こちらは、いくらでも高い目標を設定しても、それは自分の努力で何とかなります。

ただし、行政の許認可のようなものは、外部のハードル。
これは、どんなに自分が頑張ったからといってもOKが出るとは限りません。
ここにリソースを多く割いたり、開催の可否のキーになるような進め方は得策じゃないです。

高いハードルを設定しても、参加者にとっては何の意味もないんです。
何でもいいですから、とにかく開催してください。
そこからがスタートです。

以上。
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