年に1回とか、開催頻度の低いイベントを開く場合、最大のリスクになるのは天候。
どんなに頑張って準備をしてきても、当日の天気が悪ければ、屋内・屋外問わず集客が振るわなくなるのは当然のコト。
屋外イベントの場合は、最悪開催中止になることだってありますし、このリスクは何らかの手を打っておかないと、継続開催はおぼつかないです。

前売りを売ろう!


もっとも簡単でシンプルな対策として、前売り券を販売するっていう方法があります。
自分も、数年前に開催したイベントでは入場前売り券(たしか会場内での飲食付き1,000円)を販売したことによって、イベント収支に大きく寄与したという経験があります。
確か、前日に台風が接近し、開催も危ぶまれたんですが、結果的に2日間で400人以上と、予想以上の集客になりました。

昨日のなまはげロックの2日目も、駐車場整理のボランティアをちょっと手伝ってきましたが、強風、雨降り、低温という最悪の天候にもかかわらず、好天だった1日目と比べて、大きく集客が減ったようには見えませんでした。
7,000円の前売りですから、雨風ぐらいには負けずに来てくれるというのが大きな要因なんだと思います。

こうした前売り券や、もしくは事前に予約を取ることによって、イベント収支を開催前に確定させる手法っていうのは、おおいにありだと思います。

リスキーな無料イベント


入場無料で、出店者からの出店料で運営するスタイルのイベントでは、一見公正な負担で開催しているように見えますが、悪天候で集客がない場合は、会場内での物販、飲食売上げがあがらず結果的に出店者に赤字を強いることになるケースが多いです。
それが続いてしまうと、出店者としても継続的に参加するのが難しくなります。

今なら、インターネットで予約を集うこともできますし、ネット上でカード決済を済ませることだって可能です。
こうしたITの恩恵は大いに活用するべきだと思います。

ノウハウを探して、共有しよう


各地で目的は様々ですが、毎週末いろいろなイベントが開催されています。
その中で、様々な試みと、それにまつわる失敗談、経験談が山のように出ているはずですが、どうにもそうしたノウハウが共有も、公開もされずに埋もれて言ってるのは残念なお話。
それをやるなら、このやり方をやっちゃダメでしょ…っていう話が、無限に再生産され続けているのは問題です。

それこそITの力を使ってでもいいから、若い人の間だけでもノウハウは共有されて然るべき。
イベント主催者としては、その部分はとっても大事なんじゃなかと思います。

まとめ


収益を上げることは、継続開催を視野に入れているイベントや活動にとっては、非常に大事な要素です。
それを当日のお天気頼みの出たとこ勝負にかけるよりだったら、多少面倒でも、前売り券を売ったり、事前の予約を入れたりするというのは、やらなきゃいけない手順なんじゃないかと思います。
イベント終了後の収益計算をしてると、僅かであっても収益があがるイベントっていうのはモチベーションが違ってきます。

もちろん収益を上げることが全てではないですが。

以上。
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