昨日の続きですよ。

やはりヒト、特に平和で豊かな日本人や、その他の先進国の裕福なヒトたちを集めるためには、「快楽」と「害悪」の両方を兼ね備えたコンテンツが必要なんだと思いついたのが昨日のエントリ。

突飛なようでいて、実は核心をついてるような思い付き。

まぁ、ほんとかどうかはともかくとして、人口3.1万で毎年1,000人ずつ減っている男鹿半島で生きていくには、他所と同じことをやっててもダメだし、突飛な発想というのは案外有用かもしれない。

よくよく考えてみれば、旧来の観光バスを用いた温泉旅館ツアーなんていうのはまさに、この快楽害悪説をど真ん中で打ちます。
移動はバスだから、全く体に負担はかからず。
温泉にほけーっと浸かって、気分を高揚させ。
夜はホテルで宴会、グルメを味わい尽くし。
おぉ、なんと体に悪そうな。
おまけに旅行代理店がこれでもかっていうほどに安易な企画を乱立させてくれている。

確かに、理にかなった繁盛ぶりだった、と今なら言えます。

ただ、もう流行んないっす。

リタイアしていく団塊世代組は、まだこうしたツアーに惹かれるでしょうが、残念ながら日本中の温泉旅館を潤すほどの散財を発揮してくれると思えず。
何といっても、あまりに裕福な時代を過ごした層ですから、サービスに対する要求がコスト的にもホスピタリティ的にも高すぎます。
そこについていけない温泉旅館は取り込むことはできないはず。

閑話休題

それは、いいんです。
旧来のモデルの上で、旧来のサービス提供者と、旧来のサービス受給者のお話ですから。

自分らは、自分らの世代のモデルを作っていかないといけない。

自転車は可能性あります。
ただし、昨日のエントリで述べたように、趣味としての完全性を欠いているために、好きな人を呼び込むにはまたとないツールですが、それだけでは足りません。
グルメも温泉も、今やイマイチ。
「快楽」と「害悪」の両方を兼ね備えた、完全な趣味性を備える何か…

まぁ、今日のところはここまで。
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