たいていの人はそうしてると思いますが、EWI4000sを演奏する場合は脇を締めて演奏するのが基本。
手首を柔軟に動かして、素早い演奏をするには必須。

ところが、プロのEWIプレイヤーの演奏を見てると、けっこう脇を開いて演奏してる人もチラホラ。

どっちがいいの?

実際のところ、ちゃんと演奏ができるのならどちらでもいいんでしょうが、ただ、ずーっと練習を重ねてきて、少なくとも自分にとっては、右腕の脇はきちっと締めて演奏するべき…という結論が出てます。

理屈は非常に単純で、脇を空けて演奏すると右手小指のキィが押さえづらいというコト。
一番下の細長いK11、K12、K13キィのとこですね。



脇が開くと、肘の位置が上がります。

肘の位置が上がると、手首の位置も当然上がってしまうので、結果的に小指とキィの距離が離れて、自分では押さえてるつもりでも、抑えが甘く、一瞬半音高い音が鳴ってしまったりと演奏ミスのもと。

手首も強く曲げないといけないので、柔軟な演奏が出来なくなりますし。

逆に言うと、腕が長くて、手首の柔軟性が高ければ、多少脇を開いて演奏しても支障はないということ。

つまり、プロのEWIプレイヤーで脇を開いて演奏してる人は、そのような身体的特徴を備えており、多少脇を開いても十分な演奏ができるだけのスキルを持ち合わせているというコト。

プロの場合は演奏している姿も重要ですから、見栄え優先の演奏フォームもアリでしょう。
自分の場合は、腕が短めなのか、脇を開くと右手首が痛くなってくるので、ぴったり締めて演奏してます。

同じように演奏フォームで悩んでる方は、脇を締める(というか肘の位置を下げる)のを意識すると、けっこう違うかも。


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