準備8割、当日2割。

プロジェクトの成否は準備でほぼ決まるんだよ…という意味なんだと思いますが、いまいちピンと来ないフレーズです。
準備した通りの結果だけを目指すような感じ。
何か会議室の中の出来事っぽいですよね。

確かに徹底した準備をすることは成功の確率をぐっと上げますが、その先にあるのが「予定通りの成功」となるとちょっとつまらない。
もちろん「失敗」よりはいいんですが、予想どおり、予定通り、想定そのままの結果には、その先の展開に何ら発展性を見いだせる感じがしない。
どーにも、ワクワク感が薄いとうのが正直なトコ。

準備も10割、当日も10割


どーせやるなら、準備も10割、当日も10割。
精一杯の準備をした上で、当日起こるであろう出来事から100%の経験値を受け取りたい。

そこには予定外もあるだろうし、思わぬ失敗もあるだろうし、予想以上の調和もあるだろう。
どんなに準備をしたって、その全てを想定することは出来ないし、その全てを受け止めるしかない。

あまりに準備を完璧に仕上げようとすると、かえってプロジェクト全体を無難なものにしかねない。
失敗しないコトを優先したプロジェクトなんか、全くもってつまらないだけです。

反省も10割


そして反省も10割。

どうせ、失敗も、予想外もあるんだから、その経験値を貯めて、起きた出来事すべてを反省材料にして、次のレベルを目指した方がいいに決まってる。

準備8割、当日2割で、合わせて10割で終わらせるのは勿体無い。
やるなら準備も当日も反省もぜんぶ10割でいくぐらいじゃないと、プロジェクトを実行する意味もない。

無難な成功なんかにこだわらず、図太く行こう。
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