先日は、食のイベントのお手伝い。

まぁ、自分も主催団体のメンバーなんですが、食のイベントの場合は、コアな部分以外での準備作業と、当日の写真担当という感じで、まずお手伝いです。
それぞれ得意な分野がありますので、うちみたいな小さな団体は手分けしててきぱきやらないと、圧倒的なマンパワー不足に陥りますから、このへん大事です。

今年で食のイベントを手がけて4年目ですが、まぁ、いろいろありました。
進化した部分もあるし、いまだに課題になってる部分もある。
それでも、続いてるのは基本的に「好き」でやってるからなんだと思います。
別に、地域起こしだの、活性化だの、肩肘張らずにやってますから。

食イベントのハードルの高さ


それにしても食のイベントって難しいです。
まずもって、そもそもヒトの味覚なんてヒトそれぞれで全然違います。
さらに、体調やら、シチュエーションやらで、これまた変わってくる。
これほどやっかいな素材も他にはないです。

さらには、値段との兼ね合いで、参加者皆さんを満足させるって、これがまた大変だったりします。
去年までは20人程度の会でしたが、今年は40人の規模に増えましたのでなおさら。
ボトルが充実したお店との企画でしたし、お酒が入るとさらに人それぞれの満足度も違ってきて…いやはや。

収益面のつらさ


さらに食のイベントの場合は、材料費、人件費などなどかかるので、収益的にはかなりつらいのも確か。
1食10,000円とかのディナーとか企画できればいいのでしょうが、集客を考えるとそうもいきませんし。

さらに、準備数と提供数の違い、つまりは売れ残り、キャンセルはそのまま収支をマイナスさせます。
一人のキャンセルで10人分ぐらいの儲けを消しちゃうこともありますのでシビアです。
事後にお金を徴収する仕組みも整えずづらいですし、事前に集金する仕組み(前売り、Web決済など)も考えておかないといけないのかもしれません。

それでも取り組む


いろいろ考えてみると難儀な取り組みであることは間違いないです。
それでも取り組むというのは、"食"が人間の基本的な欲求に含まれることと、地域性を反映した文化として成立しているということなんだと思います。
本能的な部分と、文化的な部分の、両方にまたがる取り組みであればこそ、企画も、集客も、皆さん熱心にやっていらっしゃるんだろうと考えてます。

おかげさまで、今回のイベントは地元紙の朝刊にも大きく掲載されたりと、想定以上の反応をいただけたようで何よりです。
コアになってくれている人たちの努力の結果だと思いますので、これからも微力ながらお手伝いをば続けたいと思います。

以上。
このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット